どうも!あまりにもお久しぶりなワタシです。
いやもう、何日振りでしょう。
もしたまに当ブログを覗きに来てくれてるひとがいたら(いると信じたい)土下座したい。
すんません(><)
最近ちょっと仕事が忙しく。そうすっとネタもなく。
しかし今日はですね、仕事の合間を縫って
「次なる可能性は宇宙〜八重山諸島が秘める宇宙への魅力〜」と題した
宇宙フォーラムへ行って参りました。
facebookでこのイベントを見かけたとき八重山と宇宙という
単語の組み合わせに「??」が走りましたが、天下の「JAXA」の方が
石垣島まで来て話してくれっるっつーんだから、行かないわけにはいきません。
そう、こう見えてワタクシ、宇宙に超興味があるんっす!。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 ゜✨
お年玉で人生初めて買ったレコードは喜多郎(シンセサイザーで宇宙っぽい音楽作ってる人)の「天空」だし、
小学生の時毎月購読していた学研の「科学」の宇宙特集本 は今でも実家の本棚にあります(っ*´∀`*)っ
幼い頃の夢は、看護婦さんか宇宙飛行士でした。
そのわりに、なぜここまでド文系人間に育ってしまたのか、自分でもかなり謎です。
さて、開催場所はANAインターコンチネンタルホテルの真栄里ホール。
無料だし、先着300名さままでと謳われていたので、ちょっと早めに会場入り。
しかしですね……、はじまる直前になっても会場は結構スカスカw
世の中はあまり宇宙に関心はないのでせうか。。。
開会が宣言され、主催の八重山青年会議所の方々が挨拶に登壇、山中市長のことばが読み上げられたあと(来賓のはずだったが、公務のため欠席。え?ドタキャン?これも公務じゃないのか……という疑問は置いとくべきか‥‥)、本日の講師であるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の佐々木宏氏のご登場です。
宇宙とは……
物腰やわらかな佐々木氏。しゃべりも明瞭。さすが頭良さそうな方(←我ながら上から目線、反省)
「宇宙とは何か」というあたりから説明してくださり、
地球を卵とすると、空気の層(大気圏)は卵の殻くらいの薄さで、その外側から宇宙
だとか
地球から国際宇宙ステーションまでの距離はたかだか400kmくらいで、八重山から台湾の高雄や那覇までの距離と一緒だとか。
へぇ〜ボタン(古い)があったらきっと何度も押してたね私。
ちなみに、天気予報に活躍している静止衛星「ひまわり」は宇宙ステーションなんかよりもっと高いところ(3万6,000km)にあるんだそうで。
カーナビの衛星も気になって、家に戻ってから調べてみたところ
カーナビが常に現在地を表示できるのはGPS(全地球測位システム)と呼ばれる人工衛星からの信号を受信し続けているから。この衛星は米国が軍事目的で開発したもので、地球上空2万1000kmを24個の衛星が6つの軌道上を周回している。この衛星からは極めて正確な時計情報が送信されており、到着するまでの時間差を計算することで現在地を算出する仕組みだ。(カーナビLaboより)
……ですって!
言い換えれば、車を運転しているとき(googleの位置情報とかもだけど)宇宙ステーションのその先はるか遠くから衛星に見られてるのね……。
なんか気が遠くなりそうです。
さらに気が遠くなりたい方は、こんなのどうぞ↓
とりあえず、大抵の悩みはミジンコ以下の取るに足らないものだと思えます。
そのあとはですね、
今、どんな宇宙関連の開発が世界的に行われているのかだとか、
JAXAの活動の紹介とか。いやー、いろいろ打ち上げてるんですねJAXA様!
佐々木氏はスライドを観客に見せながら国際水星探査計画用のロケットをさして
「あ、これ昨日打ち上げたんですよ」
なんてさらりとおっしゃってましたが、なんかその言い方が
「あ、これ昨日収穫したんだよ」とパイナップル農園のおじちゃんが言うのと同じくらいのテンションで密かにツボでした。
私の聞き間違いでなければ、このロケットが水星に到着するのは7年後らしいです。
Oh!宇宙ってなんて広いんでございましょう…。
日本の宇宙技術って、結構すごいのね……
宇宙食のお話も興味深かった。
今は「焼き鳥」とか「菜の花のピリ辛あえ」とかもあるそうで、重りがわりに「ようかん」を乗せたとか、そういう小話好き!!
そして、宇宙補給船こうのとり7号が生鮮食品を宇宙ステーションに届けた話とか。
補給船は他の国も飛ばしてるけど、6回連続成功してるのは日本だけだそう。
まーその他、いろいろ壮大なプロジェクトについて話してくださったのですが、
みなさま、日本の宇宙技術って結構すごいよ……!え、知ってた?(-Ò。Ó-)
宇宙の勢力図って、この先どうなるん?
佐々木氏のお話を聞いていると、本当に宇宙開発ってアメリカやらロシアやらEUやら日本やらがみんなで協力してやってるんですけど、私はふと疑惑に思いました。
所有者のいない他の星の、資源や土地や、新たな発見による知識は、いったいどうやって分けるの……?
この小さな地球上でさえ、領土争いやら資源の奪い合いやら貿易戦争やらが絶えないのに、宇宙開発&開拓にはなんか決まりはあるの……?
で、質疑応答で聞いてみたんですよ。
まぁお答えを要約すると、
昔、南極でも同じことが起きた。
行った国は自分たちのものだと思い、行けなかった国はみんなのものだと主張した、と。
で、今は一応国連という枠組みがあって、その中で「独り占めダメ」という一定のコンセンサスがあるし、現実にアメリカとロシアの中が険悪なときもアメリカの宇宙飛行士がロシアから打ち上げてもらったりと、協力関係は壊れたことない、一緒に宇宙に乗り出していくことが、平和にも繋がるのではないか。
問題は、国とは別に動いている民間の会社で、そのへんの法整備はまだまだなので、今後の課題だろう、と。
一緒に宇宙に乗り出していくことが、平和にも繋がる……
うーん、本当に、そうなるといいですよね✨
少なくとも現場の宇宙飛行士さんたちや研究者の方々はそういう気持ちでいるんでしょうし、
もっともっと宇宙の謎が解けて宇宙が身近になって、我々の「地球人」としての一体感が強くなれば、
いつか世界平和が……
平和が……
…うーん、しかしですよ?
たとえばどっかの星でものすごい優れた資源が発見されたら、そしてそれが有限のものであったらですよ、アメリカやロシアや中国が
「みんなで分けようね♪」
なーんて言うかしら……?( ー`дー´)
現場の人たちがいくら純粋な気持ちで宇宙への探究心もと、心を一つにしようとも……ねぇ?
疑り深い人間ですみません( ・`ω・´)キリッ
八重山と宇宙
ところで、今回のタイトルは
「次なる可能性は宇宙〜八重山諸島が秘める宇宙への魅力〜」
なのですが、佐々木氏のお話の中では石垣にある天文台で人工衛星の追跡をしたエピソードくらいしか八重山関連の話題がなく、質疑応答での「八重山で何かJAXAの事業をする可能性は」という質問に、氏の滑舌は鈍り……w
一生懸命うまいこと纏めようとお話されている姿に、私は心の中で
「やめてぇー!あったらとっくに話に盛り込んでたでしょうに!可能性無いのは佐々木氏のせいじゃないんだから、そゆの聞かないであげるのが優しさでしょー!」
と叫んでいましたw(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
さらに「八重山から(種子島みたいに)ロケット飛ばしたりはできないか」という質問にも、
発射場から周囲3kmを無人にして、もちろん船も避難させたり、飛行機に飛行空域の制限を設けたりとか、いろいろクリアしなくてはならない問題があって難しい、というお答えでした(笑)
うーん、八重山と宇宙の係りとして残された可能性はもう、
石垣産パイナップルを「こうのとり」に乗せて宇宙ステーションに送る
くらいでしょうか……。
打ち上げるお野菜は全国から公募するそうで、そこは佐々木氏も「ぜひ石垣の名産を…!あ、石垣牛とかは無理ですけど……!」となんだか熱くおっしゃってたので、応募したらタイトル通りの講演をできなかった罪悪感で載せてくれそう(*^∀゚)ъ
石垣のパイナポーよ、宇宙へ!✨
雑な合成と、茶化した終わりですみません(* ̄∇ ̄*)
とても有意義なフォーラムでしたです!
関係者の皆々様、ありがとうございました✨