世界自然遺産・西表島での冒険 3日目です。
2日目の記述が思いのほか長くなり、
もはや誰も読んではくれないなんじゃ、
という気がしないでもないですが、
乗りかかった船&備忘録ってことで
最終日まで書きますよー!目指せ脱筆無精✨
☆ミc(´∀゜
3日目のルート
3日目である本日は、鹿川の浦浜から山を越え、
反対側の湾に出て、本日のゴールである
「ウダラ浜」を目指します。
山越えは1日目以外、毎日のことなのですが、
本日3日目が一番の長丁場!
西表島に住む友人U(職業ガイド)も
以前挑戦した時に散々迷ったとルートということで、
ちょっとドキドキです。
ウダラ浜には、過去に、今回のゴールである
船浮の「イダの浜」から逆ルートで来たことがあるので
お暇な方はそちらもどうぞ読んでみて^^
曇天&海は荒れ気味の冒険2日目
朝7時頃、ふと目が覚めるとパラパラとテントにぶつかる雨粒の音。
とりあえず3日目の本日は
潮の関係でもともと昼ごろ出発の予定だったので、2度寝。
冒険で2度寝って……ま、いいか。
9時過ぎに再度目を覚ましたとところ、
雨が止んでいたのでご飯にしようとしたら、また小雨。
テントから出てみると、、、
風が強く、海は荒れててメチャ冷たそう。
お天気かなり悪いす……😭
鹿川の湾は珊瑚が美しいと聞いていたので
シュノーケリングをしようと
マスクも持ってきていたんだけど、残念……
しかし軽石と漂着ゴミの量がすごかったわー。
雨を避けて、テントカバーの陰でご飯を作り、
朝食を食べながらK君と互いにテントの中で
顔も見えないままにつらつらトークしていると
あれよあれよと12時前。
いつの間にか雨が止んだので出発でぃ♪
山越えの入口はゴミの果てに
人様の冒険ブログによると、
浜の奥の方にある沢沿いに入り口があるはず
ということで、K君と探す。
が、あまりの漂着ごみの多さに絶句……
この写真↑など、まだマシなところで、
奥に入っていくと更にゴミの山。
森の中まで大小さまざまなゴミが
入り込んでいてひどい状態ρ(・ω・、)
島の方々が時折ビーチクリーニングに
いらしているらしいのですが、
あまりのゴミ量に、おっつかないらしいです。
軽石も多かったので、海の浮遊物が
打ち上げられやすい海流と地形なんでしょうね。
しかしゴミがありすぎて入り口の目印がわからないw
これが目印かなー?ってとこを入って行っても
なんか道っぽくなくて引き返したり。
K君と手分けして探し、やっと沢の奥に目印の浮きを発見。
ゴミと区別がついてヨカッタw
しかしこの山巻きの辛かったこと……!
登り始めてわりかし最初の頃に
「危険だから立ち入り禁止ね」的なことが書かれた
黄色いテープに行く手を阻まれた私たちw
うーん、でも、目印のピンクテープは
立ち紙入り禁止テープの先にあり……
ルートとしては絶対合ってるんですよね。
ってことで、黄色テープをくぐり、先へ。
しかしですね、テープの警告は伊達ではありませんでした😭
急斜面だらけで、しかも雨が降った後なのでめちゃ滑るすw
その上、目印テープの間隔が広すぎて見失い、
右往左往する場面もしばしば。
こりゃー、友人Uが迷ったわけだわ。
黙々と登りづづけたところ、
意外にも入山から約1時間で山頂到着!
なんだよ!もっと時間かかると思ってたよ♪
喜びの写真を取り合うK君と私✨
ちなみに、山頂の目印は、この子↓
いつからここにいるのでせうね?
石のように見えますがゴム製で中身は空気だったので、
次の台風の後はここにいてくれるかどうかは未知っす。
山越えは続くよどこまでも
喜びも束の間、更に下りが大変だった……
下りの方が距離的にも二倍長いし。
歩く
歩く、
歩く、、
しかし自然は美しいね。
人間なんておかまいなしの圧倒的存在感よ✨
などと高尚なことを考えて
疲労に意識をもってかないようにしてみたり。
ちょっとだけ、迷う
途中、目印ピンクテープが二手に分かれてしまい、
川の拓けた場所に誘い込まれる。
が、その先の目印がどうにも見つからない。
目印がなかなか見つからない時って、
もしこのまま見つけられなかったら……と考えると
地味に心臓がキュッとなるw
山を抜けられなきゃ猪のいる山で野宿……
考えただけでも怖いw
でもパニくっても良いことは1つもないので
理性でアセりをぐっと抑え、
淡々ひたすらテープを探す、
そんな時間がたまらなくスキ……💕(変態?)
しかし西表島って標高は大したことなくても
山で亡くなってる人結構いますから、
ここは慎重に、慎重に。
ルート的にはウダラ川本流を下っていくはずなのですが、
先人のブログ(キャプチャー)とGPSに映る
自分達の進行方向を比較再検証した結果、
うちら支流に踏み込んじゃってるね、という結論に至る。
目印が二手に分かれたポイントに戻って
もう一方の川へ。
そして基本的にこの川(ウダラ川の本流)と
つかず離れず下ってゆけば
海に出るのは間違いないってことで、
ひたすら歩いてゆく。
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