恐ろしい、恐ろしいです。
はい、ミナです。
更新が、去年の6月で止まっていました。
別に病に倒れたわけでもなく、わりとふつーに仕事して
ふつーに生きてたのですが、気がつけば2021年3月。
月日が流れるのはあっとゆー間ですね‥‥(遠い目)
さて本日なのですが…タイトルからわかる通り、久々にヤギです。
総勢11匹に増えていたヤギたちが、ぜんぶ他所にもらわれていってしまいましたんです…涙
開発の手が、阿香花地区にものびる
うちのシェアハウスがある地域は、地元で「阿香花(あこうばな)」と、
線香くさい名で呼ばれています。
天文台のある山の麓なのですが、戦争時には防空壕があったとかで、
地元のおじぃに「出る」とか「人間の住むところじゃない」とか
散々なことを言われる地域ではあるのですが、
(あ、先日初めて幽霊見ましたよワタシ)
街から程よい距離な上に、緑豊かで良かったんです。
が、しかし、残念なことにそれは過去形なりつつある。。。
5年前に移住してきたときには周りじゅう緑にかこまれていましたが
どんどん土地が切り開かれ、ばんばん除草剤が撒かれ、
新しい家も一軒また一軒と建ちはじめて周囲の景観が変わってゆく……
以前はシロハラクイナや天然記念物のセマルハコガメも
よく見かけましたが、近頃とんと見なくなりました。
1年くらい前までは、このように↓おうちの隣が草むらで、
そこにヤギがおりました。
仕事に疲れたら窓からヤギファミリーを眺めたり、
庭に遊びに来た仔ヤギと遊んだり、とっても牧歌的だったのですが、
毎月業者さんが除草剤を撒くので今は枯れ野です。
新生・ヤギ園誕生も、ここにも開発の手が…
で、去年春あたりにヤギを反対っ側の空き地に移動させ、
新生ヤギ園として落ち着いていたのです。
ここでヤギたちはすくすく育ち、どんどん生まれ、
気がつけば総勢11匹に。
ちょっと増えすぎたね‥と、飼い主のNさん(ご近所さん)と頭を悩ませていましたw
増やすつもりがなくても、ちょっと紐が外れて自由になると
交尾してしまいやがり、気がつけばこの数です……
恐るべきヤギの繁殖力。
でも、ヤギ、かわいいんです…
毎日世話をしていると、個々の性格がわかってますますかわいいです。
人懐こくてブラッシングの大好きな珊瑚ちゃん↓
ブラシを当ててると、じっーとされるがまま。
時々掻いて欲しいところをアピールしてくるのがまたかわいい✨(←ヤギばか)
が、この新生ヤギ園にも先月不動産屋さんがいらっしゃり、「整地するよー」と。。
がーん、です。
そう、ヤギ園は常に不動産屋さんがほったらかしていた土地を
不法占拠、もとい有効活用(笑)状態だったので、
どんどん飼う場所が無くなっていってしまったんです(笑)
新・新生ヤギ園も終焉、ヤギ、ドナドナされる
で、先月末にヤギ園の場所をさらに北隣へ、草ぼうぼうのとこを切り開いて
新・新生ヤギ園(笑)にしていたのですが、
そこもやはり人様の土地ということで、いつ何時退去勧告されるか
わからんちゅーことで、本日ヤギたちは遠く星野集落へ貰われていくことに…
…もう、泣きました。はい、毎日世話をしていた子達なので、
悲しくてたまりません。
特に、かつて養い子のトモちゃん(病気と怪我で死亡)と
ともに育てた花ちゃん、その花ちゃんの子のアシリパ、
仔ヤギのときによく膝にのっけていた珊瑚ちゃんなど、
特別可愛がっていた子達との別れがキビシイ…(つд;)ウエーン
↓親に育児放棄され、完全に牛乳で育てたトモちゃんと、その従兄弟の花と太郎の子供時代
そして荷台に次々と載せられたヤギたちは…
みんな一緒だからか、あんまり騒がず。
(不思議なことに1匹だけ連れて行かれると、
残りのヤギが騒ぐんです)
入れてあげた大好物の桑の葉をむしゃむしゃ食べながらドナドナされて行きました…
あ、念の為、「ドナドナ」を知らないヤングピーポーのために解説しとくとですね、
「ある晴れた昼下がり 市場へ続く道 荷馬車がゴトゴト
子牛を載せてゆく 可愛い子牛 売られてゆくよ…」
という悲しい童謡のタイトルが「ドナドナ」なのです。
総じて動物が食べられるために売られていく時に
「ドナドナ」される、というふうに使います。あんだすたん?
…、ああ、軽口を叩こうにも悲しくてノリません。
すぐにはお肉にならないにしても、
1匹、また1匹とあの子たちは……!
くっう!!!
私に財力があれば土地買って観光ヤギ園をひらくのに…(TдT)
これほど自分の不甲斐なさを悔いたことはありません。
しかしこのあたり、1坪10万するんですよ!奥さん!
実家の川崎でも坪14万くらいなんだけど!
石垣のココで10万はないっしょー!っていう。
とりあえず、毎週ロト6買おうと思います…。